来談者中心療法とは、、。
臨床心理科学者カールロジャースが唱えた療法で、「心理療法の目的を個人のパーソナリテイの成長にあると捉え、人間には本来自然な成長能力があると信じ、非指示的な特徴を有するものです。
クライアントの心の問題の改善は、カウンセラーの態度が重要で「受容」「共感、理解」「自己一致」の3つの態度を図ることでクライアントの心の問題解決につながる事を期待した方法。この手法はクライアント様のお気持ちを「傾聴」するの
が基本的な手法。クライアント様ご自身で気持ちを吐き出しつつ、ご自身で気づきを発見して貰いながら問題解決に向かいます。
認知療法とは。。。
1960年にアーロン・T・ベックによって開発された心理療法です。「苦痛を感じる人の考え方は(硬直化)しやすく(歪んだ)ものになりやすい。
」と考えられています。
一つの考え方にとらわれた感じ方(黒か白か・結論の飛躍・根拠の無い決めつけ等)の情報の処理の誤りを、クライアント様と一緒に、アジェンダ(解決したい項目)を設定しカウンセリングを行い、カウンセラー側から情報処理の誤りを指導、教育しつつ認知の歪みを修正し、問題解決に挑んで行きます。
認知行動療法とは。。。
1980年から世界的に広がった、行動療法を軸とした心理療法です。人間の行動の原理、原則を基に、その問題行動を変化を期待していく心理療法です。
認知行動療法には「基本モデル」があります。
「認知」や「行動」に着目する前に、そのクライアントがどういう環境下にいるのかを考え、その上でクライアントの認知・気分(感情)・身体的な反応・行動を図式化したものです。
それにより、クライアントの問題となる思考の状態を客観的に把握出来るようになり、対処・心の癒し(問題の手助けとなるサポーター等)を掴み行動の変容の期待を図って行きます。
不安段階表やリラクゼーション法等も活用して行きます。
●例えば● ● ●
~状況 全社員が参加する会議で、自分の意見を発言するように求められた~
認知 ダメな奴だと思われる |
身体的反応 汗がでる 手が震える |
気分・感情 不安、焦り | 行動 何も言えなくなる |
対処(コーピング) 「早く誰か助けてくれ」と願う 「いつか議題は変わる」と思い耐える またこんな思いをしないようにカウンセラーのところへ行く
|
心の癒し・サポーター(コーピング) 奥さん カウンセラー 読書 休日の趣味
|
現在工事中です。ご期待くださいね!